新しく買ったWindows10パソコンの初期設定ができないと相談がありました。
古いWindows Vistaパソコンからもデータ移行してほしいとのこと。
Vistaのパソコンはとっても動作が遅く調査段階で時間がかかります。
パソコンの動作が非常に遅い場合、お客様の記憶を元にパソコンを調査していくのですが、お客様がパソコンで何をしていたかはっきり思い出せない状態でしたので、1つ1つ調査していきました。
移行したデータは、メール、アドレス帳、年賀状データ、WordやExcel、写真、CDラベルデータです。
プログラムの移行は、Vistaパソコンから移行できるものはほとんどありません。
Windows10標準メールは使いにくいので、Windows LiveメールからOutlook2016へ移行しました。
新しいパソコンでは、Officeのインストール・ライセンス認証、セキュリティソフトの導入、Adobe Readerのインストールと関連付け設定、各種ドライバーアップデート、Windows Update、リカバリーメディアの作成などを行いました。
作業が無事完了し、お客様には大変喜んでいただけました。
MovieメーカーやLiveメールを使っている方はまだまだたくさんいらっしゃるかと思います。
2017/1/10にWindows Essentials 2012のサポートが終了するため、これらのソフトを使っているとウイルス感染のリスクが高まりますので、違うソフトに切り替えることをおすすめします。
メールは最新版Outlookへ切り替えるのが安全だと思います。
Outlookの場合は、将来パソコンを買い替えしても安心して使えるのと、データ移行がちゃんとできるというのがその理由です。
どうしてもフリーソフトを使いたいのでしたらThunderbirdをおすすめしています。
データ移行が簡単とは言えないのと、バージョンアップ頻度が高く操作性がよく変わるので、どうしてもOutlookを導入できないお客様だけにご案内しています。