パソコンのパスワードを忘れて住所録が出せない

しばらく使っていなかったパソコンのパスワードを忘れてしまったという相談がありました。

パソコンの中には年賀状の住所録があるため、早く取り出したいけれど、パソコンにログオンできなくてお困りとのことでした。

使っているパソコンは、なんとWindows XPです。オフラインで使う分にはまだまだ使えるのかもしれませんが、USBメモリによっては正しくドライバーが読み込めず、データ退避できない場合もありますし、一緒に使っているプリンターもいつ壊れてもおかしくないと思います。

大切なデータがある場合は、できるだけ早めに印刷したり、外部メディアにバックアップすることをおすすめします。あまり古い年賀状ソフトだと、バックアップやエクスポート機能がついていないものもあります。パソコンが動くうちにデータ移行を検討しておいたほうがいいです。

緊急対応策ならいくつかありますが、XPだと約20年前のパソコンだと思いますので、新しいパソコンに買い換えて下さい。

何から始めていいか分からない場合は、困ったときのパソコンサポートまでお問い合わせください。

中古パソコンはどれを選んだらいいのか

お店を開業するので、新しくパソコンを1台欲しいという相談がありました。

中古で何かいいのがないかという相談です。

中古パソコンは故障リスク、当たりハズレのリスクがあるため、急ぎの場合、価格は高くても中古がいいなど、特別な理由がある場合を除きおすすめしていません。

Windows11が出たため、Windows10のサポート期限が4年後までと区切られてしまいました。

4年間使えれば十分なのか、それよりもう少し先まで使うつもりでWindows11対応パソコンにしたいのか。もし、Windows11対応パソコンとなると中古パソコンは選ぶのが難しくなります。Windows11に対応した中古パソコンは比較的新しくて高性能なため、価格も高めとなります。パソコン本体価格が高いのに、Microsoft Officeも正規ライセンスでついてくることはまずありません。

今回は、新品デスクトップ(セパレート型)パソコンを購入することとなりました。Microsoft Officeは2021です。2019だと結局あと4年でサポート期限切れます。

大型量販店さんを調べたところ、まだMicrosoft Office 2021搭載パソコンは最上位機種など一部に限られるようです。中位ランクのパソコンを買おうとするとどうしてもOffice 2019搭載モデルになってしまうようです。

4年以上パソコンを使うつもりの方は、Office 2021搭載パソコンは意識したほうがいいかもしれません。

Windows11を試してみたい

使っているノートパソコンをWindows11にしてみたいという相談がありました。

使っているパソコンは、Microsoftの要件を満たしていません。TPMとCPUが対応していない状況でした。Windows11は、CPU要件はかなり厳しくて、ここ3年以内に買ったパソコンだけがWindows11に対応していると考えていいと思います。それ以前のパソコンの場合はWindows10のまま使い続けるのがいいと思います。

今回は無理やりWindows11にしました。

大切なデータが消えたら困るため、あらかじめ完全バックアップをとっておきます。データ使用量にもよりますが、バックアップだけで1時間以上かかります。HDDが劣化も少なく非常に元気だったのと、データ使用量が少なかったなどの条件が重なり、比較的短時間でバックアップがとれました。これで、いつでも元に戻せます。

Web上には古いパソコンをWindows11にする方法がいろいろ記載されていましたが、いくつかのパターンは今回全く役に立たないことが分かりました。いろいろな方法を試し、無事Windows11をインストールすることに成功しました。

OSをWindows11にしてから、Windows Updateで複数の更新プログラムを追加し、作業完了です。

ランサムウェア対策の相談

ランサムウェア対策の提案を受けたけれど、どうしたらいいかという相談がありました。

お客様の提案された資料を見せてもらったところ、ランサムウェアにも対応できるセキュリティ対策、バックアップ、緊急時の早期復旧などをまとめたパッケージの提案でした。

クラウドシステムを利用し、ネットワークドライブの適宜切り離しを採用しているようで、万全ではありますが個人や小規模で利用するにはかなり大がかりで金額も高くなります。パソコン1台で運用されているお客様なので、毎月10万円以上のランサムウェア対策はちょっと的外れな提案内容かと思われます。もちろん、システムのバックアップや復元が短時間でできるのは大切ですが、そのために年間100万円以上も投資するのかと言えば疑問です。

今回、お客さまには定期メンテナンス付きのバックアッププランをご提案させていただきました。

セキュリティ対策と合わせて、データのバックアップも考えてみてはいかがでしょうか。

UTMの導入をしたい

セキュリティ機器のUTMというものがあります。
UTM機器を新しく購入したので、設定してほしいという依頼がありました。

最近は、いろいろなネットワーク機器が出てきています。
外部からのアクセスを防ぐもの、情報流出を防ぐもの、暗号化通信するもの

どの製品でも、セキュリティ設定を正しく行い、更新プログラムなどは最新にしておく必要があります。また、Windows自体や利用しているソフトのセキュリティ対策も同時に行う必要があります。

メールやFTPなどの設定で、暗号化していない状態で利用していると、どんなに高価なセキュリティ機器を導入したところで情報漏洩する可能性は十分あります。

セキュリティ対策は機械を入れれば大丈夫というものではありません。
それぞれに得意・不得意があり、これさえ設定すれば大丈夫なんて簡単なものはないと思います。

どこに重点を置いてセキュリティ対策したいのか、何が心配なのか、1つ1つヒアリングして進めていきますので、漠然と「不安」という場合でもご連絡いただければと思います。

メールのドメインを変更したい

プロバイダーのメールを使っているお客様から、メールのドメインを変更したいという相談がありました。

ドメイン変更は、契約状況によってできる場合とできない場合があります。

プロバイダーのメールの場合、ドメインの一部分のみ変更できる場合もあります。

ドメインを変更したいという場合でも、実際に訪問してお話を伺うと、全然違うことを相談されることがあります。

迷惑メールを何とかしてほしい
新しくメールアドレスを作成したい

ということのほうが多いように思えます。

迷惑メールと言っても、お客様ご自身で登録したメールマガジンからのメールや、過去にお買い物をしたショッピングサイトからのお知らせメールが大半を占めることが多いようです。

メール配信解除の手順は、
1.迷惑メールを選ぶ(削除して残ってないことが多いです・・)
2.会員サイトにログインするが、ログイン情報不明
3.パスワード再発行
4.会員サイトにログインして、メール配信設定解除

これをひたすら繰り返します。

これだけで、もう全然やり方が分からないというお客様も多数いらっしゃいます。

お客様に代わってメール配信停止手続きもしていますので、迷惑メールでお困りの方はご相談ください。

ヤフオクで買ったパソコン

Yahooオークションでデスクトップパソコンを購入したお客様から、Officeのライセンスキーがないという相談を受けました。

ヤフオクでの質問は、販売者に質問してください。
と言っても、ヤフーのシステムでは過去の取引データはすぐ消されてしまうため、連絡が取れないことも多いです。

今回のお客様の相談は、Microsoft Officeの再インストールができないことについて。

中古パソコンの取引ではよくあることですが、Microsoft Officeの正規版が入っているものは信用しないほうがいいと思います。

お客様が購入した中古パソコンも、ライセンス認証済みのパソコンでした。
リカバリーディスクが付属していて、それを使えば購入時の状態に戻すことはできます。

Microsoft Officeだけ再インストールするには、プロダクトキーが必ず必要になりますが、そもそもプロダクトキーがありません。

おそらく、マイクロソフトに相談すると新しくOfficeを購入するよう案内されることになるのではないかと思います。

海賊版かどうか、偽物のライセンスかどうかなど、詳しく調べたわけではありませんが、おそらく不正ライセンスだということを伝えさせていただきました。

ちなみに、内蔵SSDドライブも怪しかったです。
メーカー名表記がどこにも記載されてなく、型番など特定できる文字列の記載もありません。
このSSDをシステムドライブに設定するのは非常にリスクが高いように思えます。

お客様が購入されたパソコンは、Dellのデスクトップパソコンでしたが、おそらく新品で正規ライセンスのOffice付きパソコンを買っても、同じぐらいの金額だったのではないでしょうか。

中古パソコンを買う際は、Officeは別途購入するつもりで中古パソコンを買うことをおすすめします。

SEOの相談

整体をしているお客様から、ホームページの広告戦略やSEOについて相談してほしいという依頼がありました。

まずはお店のこと、今やっている宣伝方法などホームページ以外のことも確認する必要があります。

ホームページについては、無料サービスを複数利用しているとのことで、どのページに人がアクセスしたのか解析するのが困難な状況で、一部だけ分析できそうです。

今回は、基本的な広告の仕組み、SEOの基本方針などを話し合いました。

SEOの相談でよくあることですが、「最低限のホームページメンテナンスだけしてほしい」、「写真や文章などは自分で用意する」とよくお客様に言われます。

ところが、実際にそれでうまくいくことは中々ないように思えます。

お客様ご自身で対応できるなら、最初から相談する必要もないですし、お店や商品の写真を用意するだけでも一苦労で挫折することも多いようです。

どのぐらいお金や時間をかけるつもりがあるのか、最低限どこまでする必要があるのかなど、何でも相談になりますので、困ったときのパソコンサポートまでご連絡ください。

インターネットの契約見直し

J-COMのケーブルテレビでインターネットを利用しているお客様から、インターネット回線の切り替えをしたいという相談がありました。

お仕事で使っているインターネットの回線切り替えは、特に注意する必要があります。

固定IPサービスを利用している場合は、取り引き先の会社さんに連絡する必要があるかもしれません。
また、固定IPサービスはプロバイダーによっては利用できない場合もあります。

電話番号が引き継ぎできるかどうかは特に重要です。
ケーブルテレビで取得した電話番号の場合、解約すると電話番号が変わってしまうこともあります。

他にも、地デジのアンテナがない物件の場合は、テレビが見れなくなります。
J-COmなどで無線接続サービスを利用している場合、契約を切り替えた後も無線接続できるような契約にするか、自分自身でWiFiルーターを用意する必要も出てきます。

インターネット料金の節約が理由で契約見直しをする場合は、関連サービスに影響が出ないか十分調べてから切り替えるよう、ご注意ください。

ケーブルテレビの線が外れない

CATVのJ-COMを契約されていたお客様から、今すぐ助けてほしいという依頼がありました。

今回は、パソコンやネットワークの設定ではありません。
引っ越しのため、J-COMにモデムを返却する必要があるけれど、そのモデムが壁から外れなくて困っているということでした。

J-COMに相談すればいいような内容ですが、営業時間が終了してしまい相談することができなかったそうです。引っ越しも翌日に控えていたそうで、もうどこにも頼ることができなくて本当に困っていたそうです。

同軸ケーブルを壁から外すだけの作業なので、工具があればすぐできます。
今回は、同軸ケーブルがしっかりと固定されていたため、簡単には外すことができなかったようです。

訪問してすぐモデムを外すことができ、お客様に喜んでいただけました。