パソコンが起動しなくなった

Windows10のノートパソコンで、修復画面から進まないという連絡がありました。

数か月前からブルースクリーンが頻発していたようで、今回は「修復中」の画面で修復できず、強制シャットダウンしても改善しない状況でした。

いろいろ試した結果、一部データの救出には成功しました。

しかし、その後はハードディスクへのアクセスが思うようにできなくなりました。

色々なアプローチを試みたところ、再びハードディスクを認識するようになり、ディスク修復コマンドを使うことで、ハードディスクの復旧に成功しました。

データの完全救出だけでなく、パソコンの起動もできるようになりました。

ハードディスク自体は一部故障していたため、今後使い続けるのはリスクが高い状況ですが、急ぎデータを取り出したり、設定確認したりすることはできました。

新しいノートパソコンを準備し、そちらにデータ移行作業をしていきました。

オンラインバンキングの設定(個人向け、法人向けなど多数)、メールの設定、各種プログラムのインストール、セキュリティソフトのインストールなどしました。

お客さまのご要望で、アイコン位置の細かい指定や、フォルダの表示方法など、古いノートパソコンと見比べながら1つ1つ設定していきました。これらは、パソコンが壊れてしまっていてはできない作業です。

データ救出作業は5時間(前日にお預かりしての作業)、パソコンの初期設定やデータ移行作業、その他操作説明など合わせて3.5時間 といったところです。途中、銀行に電話して電子証明書の移行方法について相談したりしていたり、パスワード情報の書類をお客様と一緒に探していたため、長めの作業時間となっています。

引っ越しするのでパソコン設置・設定してほしい

2拠点で使っているパソコンを1か所にまとめたいので、設定などしてほしいという依頼がありました。

デスクトップパソコンの引っ越しですが、マウス、キーボード、モニター、スピーカーも新しいものに変更したいとのこと。

プリンターやスキャナーの設定も変更が必要になります。

最近よく問題が起こるのは、モニターとパソコンとの接続ケーブルの違いです。

古いモニターだと、D-SUB、DVI端子しか対応していないこともありますが、最近のパソコンはHDMIとDisplayPortにしか対応していないものが増えてきています。

対応していない場合は、モニターケーブルの変換ケーブルや変換コネクターが必要ですが、信号の向きがありますので、ケーブル購入時はお気を付けください。

今回の作業は、モニターケーブルが対応していなくて、引っ越し前のご自宅に取りに行くことになりましたが、無事作業は完了しました。

Windows11を試してみたい

使っているノートパソコンをWindows11にしてみたいという相談がありました。

使っているパソコンは、Microsoftの要件を満たしていません。TPMとCPUが対応していない状況でした。Windows11は、CPU要件はかなり厳しくて、ここ3年以内に買ったパソコンだけがWindows11に対応していると考えていいと思います。それ以前のパソコンの場合はWindows10のまま使い続けるのがいいと思います。

今回は無理やりWindows11にしました。

大切なデータが消えたら困るため、あらかじめ完全バックアップをとっておきます。データ使用量にもよりますが、バックアップだけで1時間以上かかります。HDDが劣化も少なく非常に元気だったのと、データ使用量が少なかったなどの条件が重なり、比較的短時間でバックアップがとれました。これで、いつでも元に戻せます。

Web上には古いパソコンをWindows11にする方法がいろいろ記載されていましたが、いくつかのパターンは今回全く役に立たないことが分かりました。いろいろな方法を試し、無事Windows11をインストールすることに成功しました。

OSをWindows11にしてから、Windows Updateで複数の更新プログラムを追加し、作業完了です。

Office付属の新品激安パソコン

パソコン初期設定の依頼がありました。

高価なセキュリティサービスに加入する特典として、お客様はノートパソコンをもらったとのこと。

初期設定とデータ移行をしたのですが、HDD搭載激安パソコンよりは速いけれど、これはちょっと・・・というものでした。

仕事で使えるパソコンをもらったとのことでしたが、箱の中を調べても、Officeのライセンスカードがどこにも見つかりません。

キングソフトのセキュリティソフト、永続ライセンスが付属しているみたいです。これ使うぐらいなら、インストールしないでWindows Defender使ったほうが私は安心です。

パソコンの電源を入れたところ、すでにユーザー名が登録済みでした。デスクトップには、Word, Excel, PowerPointのアイコンまであります。

プロダクトキーなしでMicrosoft Officeが付属することは、ありえないと思うのですが、製品名を見るとMicrosoft Office Professional Plusとなっています。

これってオークションやショッピングモール、個人売買でよく見かける、不正ライセンス製品と同じ名称です。

不正品かどうかは、Microsoftに聞かないと断定できないと思いますが、Officeのライセンス的にはダメではないかと・・。

Windows10のライセンス自体、本物か疑わしく思えます。

ちなみに、Amazonでは、このパソコンは堂々と販売されています。なぜかレビューも高評価。

CPUはCeleronですが、ギリギリありかな?という性能。第3世代のインテルCore CPUぐらいの性能でしょうか。SSD搭載ですが、転送速度はかなり遅め。ベンチマーク測定したわけではありませんが、SSD内部で10GB程度のデータコピーしましたが、かなり待たされました。

USB3.0も搭載しているようですが、USB2.0以下の速度しか出ませんでした。内蔵SSDが遅いのかもしれません。

Excelで簡単な書類作ったり、インターネット閲覧する程度であれば、古いパソコンと比べると速くなったと感じることができると思います。

キーボードは日本語かな表記はありますが、101英語キーボード配列でした。日本語キーボードだと「む」のキーは右端にあるはずですが、左上(Escの下)にありました。

「半角/全角」「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな/ローマ字」のボタンはもちろんありません。

日本語変換は「Alt」+「む」で切り替えることができました。

「Enter」キーが横長で縦に短く、押しにくいです。DELLのコンパクトノートパソコンもキーボードは使いにくいですが、それよりもっと使いにくいと思います。これ、15.6インチのテンキー付きパソコンなのに「Enter」やカーソルキーが使いにくいんです。テンキーもほかのキーと物理的に近いので、間違えやすいです。あまりテンキーの意味がありません。

外付けキーボード買いたくなります。

作業が終わったあと、古いパソコンのHDDをSSDに交換したほうが速くて使いやすくなるということに気付きました。

テレビ会議の設定をしてほしい

パソコンでテレビ会議をすることになり、その設定をしてほしいという相談がありました。ここで言うテレビ会議というのは、パソコンの画面を使ってのオンラインミーティングのことを指します。

ノートパソコンには、Webカメラが内蔵されていることが多いため、機器の追加購入など不要なことが多いです。

以前はZoomの設定をしてほしいという相談が多かったのですが、最近ではMicrosoft Teamsの設定をしてほしいという相談が増えています。

実際に会議をしてみると、カメラの角度が悪い、声が聞こえない、会議が途中で切れてしまう等、いろいろ問題は出てきます。

パソコンでテレビ会議の設定をするだけでなく、実際にお客様とインターネット経由で会議をしてみることまでやっています。それでも、初めての場合は本番の会議で緊張してうまくいかないこともあり、後日再び会議のテストをすることもよくあります。

テレビ会議のサポート、いろいろやっていますので、まずはお問い合わせください。

朝からインターネットできない

インターネットできないという問い合わせをいただきました。

よくあるお問い合わせですが、連休に入ってしまうと、回線業者やプロバイダーの対応に時間がかかり、連休明けまで対応できないということもあります。

急ぎ確認してほしいということで、対応してきました。

インターネットのトラブルでは、DNSサーバーがどうのこうのというエラーメッセージが出て何を確認していいか悩むことがあるかと思います。でも、DNSサーバーが停止していることが原因でインターネットできないというパターンはほぼないでしょう。

まずは機械の電源をON + OFFしてみることが大切です。インターネットトラブルの大半はこれで解決します。

インターネットできなくなった場合、パソコンやルーターなどのネットワーク機器の電源を一度切って確認してみてください。

ネットワークドライブが消えた

ネットワークドライブを割り当てていたのに、突然消えてしまったという相談をいただきました。

ノートパソコン4台、全て同じ設定で使っていたのに、そのうち1台だけネットワークドライブのアイコンが消えてしまったそうです。

使っているNASは、バッファロー製のもので、NAS Navigator2 を利用してネットワークドライブの割り当て設定を行いました。

念のため、再びアイコンが消えてしまった場合の復元操作手順についてもお知らせして今回の作業は完了です。

パソコンが起動しなくなったので買い換えたい

DellのLatitude3540の電源を教えても反応しないというお問い合わせをいただきました。古いパソコンなので、新しいのを手配してほしいとのこと。Windows7のまま使っていたため、そろそろ買い替えたいと思っていたところの故障だそうです。

訪問して念のため調査したところ、やはり故障しているようです。

データのバックアップを全くとっていないため、何とかデータ救出してほしいとのこと。

新しいパソコンの設定をしながら、データ救出を試みます。幸い、ハードディスクの損傷はないようで、データ救出に成功しました。

最近パソコンが壊れて新しく買い換えたいというお問い合わせをたくさんいただきます。今回のようにデータが救出できるとは限りませんので、普段からデータのバックアップをおすすめします。

ソフトバンク光につながらない

Softbank Airをやめて有線の光回線契約にしたところ、インターネットに接続できなくなったというお問い合わせをいただきました。

Softbank Airは、光回線をひかなくても、無線経由でインターネットができるサービスです。携帯電話の電波が届けば、どこでもすぐにインターネットがはじめられるというもの。

携帯電波の入りにくい家や集合住宅などでは、全く使い物にならない場合があります。今回はそのパターンのようで、部屋の中では携帯の電波を全くひろってくれないアパートでした。ドコモ回線でさえ、アンテナマークがほぼゼロ。

お客様がいろいろ試しても接続できず、ソフトバンクに問い合わせたところ、パソコンのLANドライバーに問題があるため、パソコンを初期化する必要があると言われたそうです。それで、初期化前に「困ったときのパソコンサポート」にご連絡いただきました。

ルーター、HUB、ONUの配線設定が間違っていました。正しく配線してWiFiルーターを設定したところ、問題なくインターネットできるようになりました。

無事解決!!

パソコンの初期化は最後の手段です。安易にやってはいけません。

無料での相談なら、サポートにかかる時間を考えるとそうなるのも仕方ないかもしれませんが、パソコンを初期化してしまったら元に戻すのはかなり困難になります。

今では少なくなってきましたが、Windows Liveメールを使っている場合にはメールデータが完全に消えます。マイクロソフトアカウントが不明な場合、Word、Excel、Outlook、Power Pointなどが使えなくなってしまうこともあります。ご自身で購入されたソフトも、別途インストールが必要になります。ライセンスキーがなかったり、インストールプログラムがない場合は、改めて購入する必要があります。

パソコンを初期化するにも、事前準備が必要です。それに、初期化しなくても解決できる場合もあります。困ったときは、お早めにご連絡くださいませ。

新しいパソコンの設定

パソコンの初期設定をしてほしいという依頼がありました。

WordやExcelで作ったファイル、写真、年賀状の住所録をコピーしてほしいとのこと。

OSの初期設定、各種ソフトのインストール、データ移行、メール設定、セキュリティソフト設定、プリンター設定、その他アプリケーション設定などはいつも通り。

今回は、画像編集ソフトのAdobe Photoshop Elementsを購入して設定しました。
代理購入をご希望されたため、Adobeから直接購入できません。
Amazonでダウンロードライセンス購入してからの設定となりました。

Amazonから購入しても、シリアル番号はすぐにはもらえません。
シリアル番号引換コードがもらえるだけです。
Amazonの商品説明画面にあるリンクから、このコードを使ってシリアル番号と引き換えます。
シリアル番号を手に入れてから、Photoshop Elementsの体験版を起動してライセンス登録という流れになります。
これが非常にややこしい・・・。

Amazonのライセンスコード表示画面に説明があればいいのですが、商品説明ページにしか説明がないのはちょっと分かりにくいかも。

無事、設定が終わり動作検証して終了です。