トロイの木馬を検出

詐欺で有名なトロイの木馬

パソコン画面に電話番号を表示し、「Microsoft」と嘘をついてお金をだまし取る詐欺が有名です。

パソコン画面に電話番号が出たら、全て詐欺と思って間違いありません。絶対電話しないで下さい。

で、今回は、詐欺のトロイの木馬ではなく、本物のトロイの木馬でした・・・。

幸い、セキュリティソフトの警告があり被害にあう前でよかったです。

パソコンの調査をしたところ、「トロイの木馬」だけでなく、「ワーム」のログも残っていました。インターネットでダウンロードしたソフトが感染していたり、外付けハードディスクに保管されたデータが感染していました。

パソコン画面に意図しない警告や、パソコン起動時に毎回「スキャンしています」「Driver Updater」とかいうメッセージが出たら、詐欺の可能性がありますので、早めの対処をおすすめします。

パソコンのパスワードを忘れて住所録が出せない

しばらく使っていなかったパソコンのパスワードを忘れてしまったという相談がありました。

パソコンの中には年賀状の住所録があるため、早く取り出したいけれど、パソコンにログオンできなくてお困りとのことでした。

使っているパソコンは、なんとWindows XPです。オフラインで使う分にはまだまだ使えるのかもしれませんが、USBメモリによっては正しくドライバーが読み込めず、データ退避できない場合もありますし、一緒に使っているプリンターもいつ壊れてもおかしくないと思います。

大切なデータがある場合は、できるだけ早めに印刷したり、外部メディアにバックアップすることをおすすめします。あまり古い年賀状ソフトだと、バックアップやエクスポート機能がついていないものもあります。パソコンが動くうちにデータ移行を検討しておいたほうがいいです。

緊急対応策ならいくつかありますが、XPだと約20年前のパソコンだと思いますので、新しいパソコンに買い換えて下さい。

何から始めていいか分からない場合は、困ったときのパソコンサポートまでお問い合わせください。

オペレーティングシステムは現在このアプリケーションを実行するように構成されていません

Office2013を使っている方で、「オペレーティングシステムは現在このアプリケーションを実行するように構成されていません」のメッセージが出る現象が多数発生しています。

メールが使えなくなった。WordやExcelで新規ファイルを作成しようとするとエラーになるなど多数のお問い合わせをいただいています。

Outlook, Word, Excel, PowerPoint 全て同じエラーです。

また、ご自身で解決しようとしてWord, Excel, Outlookが完全に消えてしまった。メールの設定が消えてしまった。など、解決しようとして違うトラブルに巻き込まれる事態も発生しています。

自力で解決できない場合は、お早めにご連絡ください。

LAVIE N15 N153C/EAW(ノートパソコン)の初期設定

新しく買ったノートパソコンの初期設定のご依頼がありました。

NECのPC-N153CEAWという型番の製品で、約1年前に発売されたモデルです。

以前使っていたパソコンは電源が入らない状態で、データ復旧不要とのことでしたので、新しく買ったパソコンの初期設定をしていきます。

Windows11の初期設定、WindowsUpdate1年分、Officeのライセンス登録、メールの設定、セキュリティソフトのインストール(J-COMのマカフィー)、プリンター・スキャナーの設定、Lavie Wizの更新、インフォボードの削除(削除してほしいという要望を多数もらいます)

ここまでが設定で、その後操作説明に入ります。

Wordの基本操作、年賀状ソフトの起動方法、電源の切り方など。

今回は、OneDriveがいきなりログインエラーを起こしたり、Microsoft Edgeが起動しなくなったり、その他にも初期不良の疑いもあってNECに電話したりと結構時間がかかりました。

一通り作業を終えて、3時間ちょっとの作業でした。

NECの担当者さんが言うには、初期不良ではなく製品の性能だとのことでしたが、どうも疑わしいので、しばらくしてからお客様に状況を確認してみたいと思います。

カスペルスキーのセキュリティソフトがメール送信をブロック

Outlookでメール送信できないというお問い合わせがありました。

お客様の契約しているメールサーバーで、サーバーリプレースによる設定変更があったようです。

Outlookのセキュリティ設定、ポート番号など、サーバー管理者からの指示通りにするとエラーになっているという状況。セキュリティソフトのカスペルスキーが、証明書エラーを報告してきて先に進めません。ちなみに、カスペルスキーの警告を一時的に素通りさせても、Outlook側でセキュリティ警告エラーが出ます。

自前のSSL証明書を使ってサーバー構築していたのが原因ではないかと思われます。ホームページの管理画面でも、以前から証明書エラーが出ていたとのことですので、こちらに関して改善される見込みはなさそうです。

今回は、「暗号化設定なし」に設定することで解決です。

そもそも、受信メールサーバーは暗号化なしで、送信メールサーバーだけ暗号化ありという設定変更が意味分かりません・・・。

パソコンが動かない

電源ボタンを押しても、パソコンが起動しないというお問い合わせがありました。

調査したところ、どうやらメーカーロゴまでは出るようで、その後のWindowsが起動しない状態のようでした。

どうしても救出したいデータがあるとのことでしたので、仕事で使う大切なファイルから順番にデータ救出を試みました。

今回は、作成したデータの破損などはなかったようで、欲しいデータは全て救出することができました。古いパソコンだったため、システム復旧は時間とコストがかかるため中止し、他のパソコンで仕事を続けられるよう、データ移行や各種設定作業を実施しました。

パソコンが起動しなくなった

Windows10のノートパソコンで、修復画面から進まないという連絡がありました。

数か月前からブルースクリーンが頻発していたようで、今回は「修復中」の画面で修復できず、強制シャットダウンしても改善しない状況でした。

いろいろ試した結果、一部データの救出には成功しました。

しかし、その後はハードディスクへのアクセスが思うようにできなくなりました。

色々なアプローチを試みたところ、再びハードディスクを認識するようになり、ディスク修復コマンドを使うことで、ハードディスクの復旧に成功しました。

データの完全救出だけでなく、パソコンの起動もできるようになりました。

ハードディスク自体は一部故障していたため、今後使い続けるのはリスクが高い状況ですが、急ぎデータを取り出したり、設定確認したりすることはできました。

新しいノートパソコンを準備し、そちらにデータ移行作業をしていきました。

オンラインバンキングの設定(個人向け、法人向けなど多数)、メールの設定、各種プログラムのインストール、セキュリティソフトのインストールなどしました。

お客さまのご要望で、アイコン位置の細かい指定や、フォルダの表示方法など、古いノートパソコンと見比べながら1つ1つ設定していきました。これらは、パソコンが壊れてしまっていてはできない作業です。

データ救出作業は5時間(前日にお預かりしての作業)、パソコンの初期設定やデータ移行作業、その他操作説明など合わせて3.5時間 といったところです。途中、銀行に電話して電子証明書の移行方法について相談したりしていたり、パスワード情報の書類をお客様と一緒に探していたため、長めの作業時間となっています。

テレビで見れるDVDを作りたい

最近では珍しいですが、自分で作った動画をテレビで見れるようなDVDにしたいという依頼をいただきました。

DVDを作るのは、実は結構面倒です。

ちなみに、ブルーレイディスクを作るのはさらに時間がかかる作業となります。

作業としては、

  1. 動画を作成(MP4など)
  2. オーサリングソフトを使って、DVD用のデータを作成
  3. オーサリングソフトを使って、DVDに書き込み
  4. 市販DVDプレーヤーで動作確認

うまくいかない時は、2~4を何度も繰り返すことになり、結構時間がかかります。

今回は、このオーサリングソフトで ハズレ をひいてしまったため、作業に時間がかかってしまいました。

今回利用したオーサリングソフトだと、音にノイズが乗る現象が発生しました。設定項目もなく、工夫して何回か試しても改善できませんでした。

どうやっても改善しなかったため、私の持っているソフトでDVDを作ることになりました。

Adobe CC にはDVDオーサリングソフトぐらい付属していると思っていましたが、ないみたいですね・・・。

結局、数年前に買った ソースネクストのVegas Proセットに付属していた DVD Architect を利用することで、DVD作成できました。

ちなみに、最新のVegasセットをソースネクストで買っても DVD Architect は付属しなくなったようです。

DVDオーサリングソフトですが、これはこれで結構面倒なソフトです。

DVDを入れた時に出てくるメニュー画面を作成できるソフトなのですが、凝ったものを作ろうとすると難易度はかなり高くなります。「メニューなし」でいきなり再生するDVDを作ることもできます。

16:9のワイドスクリーンタイプにして、NTSCで作成するというポイントさえ押さえておけば大丈夫でしょうか。

DVD Architect は操作が複雑なソフトの部類に入ると思いますので、根気よくできない場合はやめたほうがいいかも・・・。

引っ越しするのでパソコン設置・設定してほしい

2拠点で使っているパソコンを1か所にまとめたいので、設定などしてほしいという依頼がありました。

デスクトップパソコンの引っ越しですが、マウス、キーボード、モニター、スピーカーも新しいものに変更したいとのこと。

プリンターやスキャナーの設定も変更が必要になります。

最近よく問題が起こるのは、モニターとパソコンとの接続ケーブルの違いです。

古いモニターだと、D-SUB、DVI端子しか対応していないこともありますが、最近のパソコンはHDMIとDisplayPortにしか対応していないものが増えてきています。

対応していない場合は、モニターケーブルの変換ケーブルや変換コネクターが必要ですが、信号の向きがありますので、ケーブル購入時はお気を付けください。

今回の作業は、モニターケーブルが対応していなくて、引っ越し前のご自宅に取りに行くことになりましたが、無事作業は完了しました。

中古パソコンはどれを選んだらいいのか

お店を開業するので、新しくパソコンを1台欲しいという相談がありました。

中古で何かいいのがないかという相談です。

中古パソコンは故障リスク、当たりハズレのリスクがあるため、急ぎの場合、価格は高くても中古がいいなど、特別な理由がある場合を除きおすすめしていません。

Windows11が出たため、Windows10のサポート期限が4年後までと区切られてしまいました。

4年間使えれば十分なのか、それよりもう少し先まで使うつもりでWindows11対応パソコンにしたいのか。もし、Windows11対応パソコンとなると中古パソコンは選ぶのが難しくなります。Windows11に対応した中古パソコンは比較的新しくて高性能なため、価格も高めとなります。パソコン本体価格が高いのに、Microsoft Officeも正規ライセンスでついてくることはまずありません。

今回は、新品デスクトップ(セパレート型)パソコンを購入することとなりました。Microsoft Officeは2021です。2019だと結局あと4年でサポート期限切れます。

大型量販店さんを調べたところ、まだMicrosoft Office 2021搭載パソコンは最上位機種など一部に限られるようです。中位ランクのパソコンを買おうとするとどうしてもOffice 2019搭載モデルになってしまうようです。

4年以上パソコンを使うつもりの方は、Office 2021搭載パソコンは意識したほうがいいかもしれません。