64GBのUSBメモリを使っているお客様から、USBメモリの中が文字化けしたという連絡がありました。
ファイル名やドライブ名が文字化けし、ファイル構造も崩れて一部フォルダしか表示できない状態です。
どうやらUSBメモリの故障が原因のようです。
データ復旧といきたいところですが、ハードディスクと違い、USBメモリのデータ復旧は困難なことが多いです。
成功率もハードディスクほど高くはありません。
私の経験では、USBメモリは簡単に故障します。
一時的なデータの受け渡しには便利ですが、長期保存するなら外付けハードディスクのほうが安全だと思います。
外付けハードディスクも、ちょっと物をぶつけてしまったり、倒してしまっただけで故障することがあるため、非常に不安ですがUSBメモリよりはトラブルが少ないです。
いずれにせよ、データを保存するなら最低2箇所(例えばパソコンとUSBメモリ)に保存しておけば安心です。
火事や地震のリスクを考慮するなら、クラウドサービスを利用することをおすすめします。
Google DriveやMicrosoft OneDriveが使いやすいと思いますが、お仕事のデータを保管するのであれば法人向けのG Suite(Googleの法人向けサービス)やOneDrive for Business(Office365法人向けサービス)がおすすめです。
また、この場合でもできればパソコンとクラウド、外付けハードディスクとクラウドなど、2箇所以上にデータ保存しておくのがいいと思います。