ログイン画面が真っ暗になる

パソコンの電源は入るけれど、ログイン画面が表示されずに真っ暗になるというお問い合わせをいただきました。

お客様が他社で診断してもらったところ、故障と診断されたそうです。
困サポの対応事例では、その場で復旧する可能性が十分ありましたので復旧対応させていただきました。

ハードディスクやメモリの故障だけでなく、ソフトの問題などいろいろ考えられます。

ここ数日どのようなことがあったのか、普段どのような作業をしているかお客さまからヒアリングし、原因になりそうなものをしぼりこんでいきます。

結果として、ビデオカードの接触不良が原因だと分かりました。

お客様は、パソコンを1週間引越し業者の倉庫に預けていたそうです。
また、引越し業者に預ける前にパソコンの中をあけてご自身で掃除をしていたそうです。

これらの事象から、機械の接触不良が起こった可能性が出てきます。
なかでも、ビデオカードが一番外れやすい部品になりますので、ビデオカードをしっかりつけて確認しました。
もともとサイズが合わないようで、少しきつめに押しながらネジ止めする必要がありました。

何度かビデオカードの抜き差しをしたところ、無事にパソコンが起動しました。
しっかりとネジ止めし、何度か再起動を繰り返して問題が再発しないことを確認しました。

お客さまには大変喜んでいただけました。

ポータブルHDDから変な音がする

ポータブルハードディスク(HDD)から変な音がするという連絡がありました。

調査したところ、ハードディスクが故障していることが分かりました。
通電したりしなかったりという状況です。

このような症状の場合、データ救出には時間がかかります。
入っているデータはどのようなものか、どの程度のデータ量が入っているか、他にバックアップしていないかなどお客様に確認していきます。

預かり修理での対応が可能かどうか、金額と日数をお客様と相談して決めます。
デジカメのデータや会社の経理情報が入っている場合、時間がかかってでもデータ救出したいというお客様は多数いらっしゃいます。その場ですぐ対応できるものもあれば、預かり修理となる場合もあります。

インターネットでデータ救出率が96パーセント以上とか宣伝している会社がありますが、私がお客様に代わって救出代行手続きさせてもらったところ、救出率は限りなく低いというのが本当のところ。

困サポでは、その場ですぐデータ復旧することを目指しています。
お客様の目の前で作業するため、データ流出を心配される企業のお客様にとっては特に好評です。

特定のサイトが表示できない

インターネットで特定のページだけがここ数日、閲覧できなくなったというお問い合わせをいただきました。

同じインターネットのサイトを複数のパソコンでチェックしましたが、自分のパソコンでは再現しません。
ブラウザでは表示できないけれど、ネットワークのデータ通信のやりとりは問題なくできていることが分かりました。

どうやら、お客様の会社のネットワークからアクセスした場合だけ、サイトの閲覧制限されているようです。
こちらのサイトですが、アクセス制限をかけていることがホームページに記載されていましたので、間違いないようです。

アクセス制限がかかった場合に、アクセス制限していると分かる画面遷移してくれればいいのですが・・・。

お客様には、現状の説明と緊急回避策、今後の対策方法などをお伝えしました。

パソコンから突然音が出るようになった

パソコンでマウスを操作すると人の声がするようになった

という恐ろしいお問い合わせをいただきました。
調査したところ、Windowsのナレーター機能が有効になってしまっていたようです。

このナレーター機能ですが、使わない人にとっては、とにかくうるさく感じます。

お客様は謝ってキーボードショートカット機能からナレーター機能を呼び出してしまったようです。
キーボードショートカット機能を無効に設定し、次回から簡単にはナレーター機能が有効にならないよう設定しておきました。

IEが停止する

Interne Explorerが停止してしまうというお問い合わせをいただきました。

インターネットサイトの閲覧中に、IEが停止するというのは時々あります。
今回は、起動直後にエラーが発生してIEが全く起動できないという状況でした。

セーフモードでもIEが起動しないので、相当問題が深そうです。
システムの復元を実行するとIEが無事に起動するようになるのですが、しばらくして再起動すると再び問題が再発します。

どうやら、ソースネクスト社のウイルスセキュリティゼロのアップデートが原因で問題が発生していたようです。
セキュリティソフトに問題があるか、そもそもパソコン自体に問題があるか、簡単に調査できるものではないため、Chromeをインストールすることで問題を回避することにしました。

もともと、パソコンの動作が非常に遅く、インターネットでページを開こうとすると非常に時間がかかっていました。ところがChromeに変更したとたん、インターネットの閲覧がめちゃくちゃ早くなりました。
ここまで動作が軽くなるのは見たことありません。

無事解決できて、大変よろこんでいただけました。

外付けハードディスクが壊れた

ポータブルタイプの外付けハードディスクが故障したというお問い合わせをいただきました。

調査したところ、USBケーブルコネクタ付近に問題があることが分かりました。
ケーブルを強く押し込んでいる間だけ通電しますが、少しでも力を抜くとパソコンからデータが読めなくなります。

分解してパソコンでデータ救出してみたところ、無事に全てのデータを救出できました。
データ容量は1.8TB程あったため、データコピーはものすごく時間がかかりました・・。
取り出したデータは、新品ポータブルハードディスクにコピーしてお客様にお渡ししました。

Mac Proが起動しない

かなり古いMac Proを使っているお客様から、パソコンが起動しなくなったというお問い合わせをいただきました。

調査したところ、ハードディスクが故障していることが分かりました。
SMART情報をチェックしてもエラー情報は記録されていないのですが、あるデータにアクセスした途端にアクセス不能になるという現象。

ハードディスクの重度障害となります。
重度障害からのデータ復旧費用は数十万円以上というのが相場ですが、今回は通電させることができて一部データにはアクセスできたため、その中から最低限必要なデータにはアクセスできました。
相場の10分の1以下の価格で対応でき、お客様にも大変喜んでいただけました。

翌日から利用する提案資料がこのMacには入っていて、どうしても取り出したかったとのことです。

会社のネットワークの調子が悪い

インターネットでのトラブルが続いているので診てほしいという依頼がありました。

まずは、LANケーブルの配線がごちゃごちゃになっているので、どこにつながっているか調査です。
ネットワーク構成、アドレス体系など1つ1つチェックしていきます。

結果、いくつか問題点が見つかりました。

大まかには、以下の3点です。

  • ルーターの挙動がおかしい
  • HUBが壊れている
  • LANケーブルが断線している

近くの電気屋さんでネットワーク機器を仕入れ、設定・交換を行いました。
今回は、WiFiルーターの設置はしますが、パソコンのほとんどは有線LAN接続となります。

お客様は、機械が壊れているとは思わなかったと言っていましたが、電源が完全に壊れているものもありましたので、意外と気付かないものですね。