ドスパラで買った高性能デスクトップパソコンを使っているお客様から、「更新に失敗してからパソコンの動きが極端に遅くなった」という相談がありました。
まず最初にすることは、ハードディスクが故障しているかどうかの簡易判定です。
故障が見付かった場合は、その場でデータ救出ができるかどうかを判断します。
重度障害の場合は、その場でデータ救出すると逆効果になり、助かるデータも助けられなくなる可能性があります。
今回は、故障の可能性が低いことが分かりました。
調査の結果、ディスク使用率が100%になっているのが原因でした。
次に、その100%になる原因を調べていきます。
こちらのパソコンは、Windows10のFall Creators Updateの適用に失敗していたようで、再インストールの準備をしている状態のようでした。
Windows Upadateから更新をダウンロードしても、途中で止まってしまいます。
Windows10の更新アシスタントプログラムを使ってのインストールを試みるも、インストール途中で再びエラーに。
問題を取り除き、再び更新アシスタントを正常動作させることで無事に更新処理できるようになりました。
この後、ビデオカードの問題が発生し、更新処理が中断して復元処理+再ダウンロード+再インストールと、長時間の作業となりました。
最後は無事にパソコンが快適に動作するようになりました。
Windows10の大型アップデートはいろいろ問題ありますね・・。