Windows8 のノートパソコンに買い替えたら、
『iTunes へのCDの取り込みが遅い。
1枚のCDを取り込むのに1日近くかかることがあるので、原因を探ってほしい』
というお客様の対応をしました。
作業に時間がかかることが予想されたため、
お客様のパソコンを持ち帰り、対応。
調べたところ、まず見つかったのが Baidu IME と、Hao123。
両方とも中国製のソフトで、国内・海外を問わず、
フリーソフト等をインストールした際に、知らないうちに
一緒にインストールされてしまうという、やっかいなもの。
パソコンに詳しい人でも削除が困難なことが多く、
パソコンが遅くなりやすいだけではなく、意図せず情報を収集されたり、
このソフトが原因で、他の悪意のあるソフトがインストールされてしまうことがあります。
その他にも、Internet Explorer の起動が遅かったので、設定を変更したり、
Windows Update (時間がかかります)などを行った結果、
Windows Defenderというセキュリティ対策ソフトのCPU負荷率が大幅に下がり、
iTunesへのCDの取り込みもスムーズにできるようになりました。
お客様はコンピュータに詳しくない方でしたが、
お知り合いに詳しい方がいらっしゃるのか、
フリーソフトが複数インストールされていました。
もし、お知り合いの紹介でフリーソフトをお使いの場合は、
このような危険性を十分ご理解の上、利用されたほうがよさそうですね。